【芸術科 美術】「美術ゼミⅠ」近隣商店街へミニ看板プレゼント(新聞掲載)

「美術ゼミⅠ」での地域交流活動として近隣商店街にあるお店のミニ看板を制作しプレゼントをすることができ、また配付当日に静岡新聞社様の取材もしていただくことができましたので重ねてご報告をさせていただきます。

今回の具体的な活動内容としては、今年度より新しく開講した「美術ゼミⅠ」(高校2年選択授業)の中で、美術部と地域交流ボランティア活動を通し20年近く親睦を深めてきた近隣の鷹匠一丁目商業発展会の会長様並びに各店舗の皆様方、駿府町一区町内会・発展会の会長様並びに各店舗の皆様方のご協力のもと、何度か両商店街に実際に足を運び気になるお店を見つけ、その後店舗独自の情報を調べ文字やデザインを考え、その店舗のみが使えるオリジナル「ミニ看板」を制作し、この度制作者自身が店舗へ行きお店の方々と作品を通して笑顔で会話を楽しみながら、お店への気持ちを書いた手紙とともにプレゼントをすることができました。

また配付時の言動でどのように接すれば笑顔で受け取ってもらえるのかを一番に考え、事前に言葉遣いなどについても各自で考え、その後班で練習し本番に臨みました。その結果として生徒の感想から、「最初の挨拶が大事!」「接客中だったため邪魔にならないように外で待った」「とても優しく対応してくれ、喜んでもらってくれて嬉しかった」「目を見て話すことが大切。練習通りにいかないことがわかり勉強になった」「笑顔で話したり聞いたりすればお互いに笑顔になりいい気持ちになることができた」「笑顔が大切!笑顔だけでその場を和ませることが凄い!」「自分も気持ちの良い対応を真似したと思った」など書かれており、このことからうまくいかないことで自ら様々なことに気づくことができ、さらに相手の気持ちになり行動できたということがわかり、今回の授業の最終的なねらいである「優しさ」に近づくことができたと授業担当者として非常に嬉しく思いました。

最後に、普段校内(教室内)での授業ではあまり笑顔を見せない生徒たちも、太陽の下で好きなお店に行き自作の看板をプレゼントをしながら歩いているときに「お店の方に笑顔でもらってもらいました!」と自分も素敵な笑顔でこちらに声をかけてきてくれ、こちらもとても幸せな気持ちになることができ、今回の美的活動を通して、これから自分が幸せに生きていくために必要な「笑顔」について少しでも気づくことができたのではないかと思いました。

今後も引き続き美的活動を続け、人と人との繋がりを大切にし、商店街や地域や友達などから褒められ必要とされる人として育てていきたいと思います。

※静岡新聞掲載(2025年2月18日朝刊)
アットエス@S掲載
(https://news.at-s.com/article/1657052?lbl=605)

きたかいマルシェ Instagram掲載
(https://www.instagram.com/p/DGKerEWys7d/?igsh=dWlyenloMmJ4YTRi)