【 高校 美術部 】 社会貢献活動「 春の絵プレゼント 」

先月、春らしい暖かな日が多くなってきましたので、施設の利用者様方にも目で春の訪れを感じていただきたいと思い、今年で14年目を迎えた「季節の絵のプレゼント」絵のプレゼント(掛替)を特別養護老人ホーム 聖ヨゼフの園(駿河区)で行ってきました。

施設内の作品展示場所は、正面玄関・食堂・面会室・廊下など10箇所あり、担当する部員が各季節を感じるデザインを考え、さらにその展示場所に合うイメージを膨らめ、構図や色彩を考え描いております。何度も何度も顧問のチェックを受け描き完成させプレゼントすることで、作品を大切にする、見る人の気持ちを考え制作するという「優しい心」の育成にも繋がっております。

今回も施設職員の方々から部員へ「いつもありがとう」「毎回楽しみにしているよ」「絵が変わると気づいてくれる人がいるんですよ」「面会室ではみなさんが見て笑顔になってくれますよ」「食堂の絵も美味しそうですね」と直接温かい感謝の言葉をいただき、部員の大村さんから「利用者さんや職員の方が私たちの絵を見て笑顔になってくれることが一番の活力になりますね!」「次も頑張ります!」とこちらも笑顔で話すことができました。また今回初めて訪問した部員から「実際に職員の方々が笑顔で利用者さんたちに接している姿をみることができ、私たちも優しい気持ちになり、とても良い経験になりました」と優しさを感じてくれました。顧問としても職員や利用者の方々と部員が話をしていた姿をみて、改めて実際にその場に行き活動することで、みんなの心を温めることができる活動の大切さや必要性をとても感じました。

今回も「人に褒められる・感謝をされる・必要とされる」という経験ができ、今後の人生に必要な「幸せ」を感じることができました。今後も部員一同、自分ができる小さな美術活動が、多くの人を幸せにし、毎回楽しみにしてくれる人がいるという幸せな経験ができるということを忘れず、今後も社会貢献活動を積極的に取り組んでいきたいと思います。