学校長挨拶

自己実現と社会貢献

 学校創立100周年となる2003年、本校は「静岡精華中学校・高等学校」から現在の「静岡大成中学校・高等学校」に校名変更するとともに男女共学化いたしました。
1903年の学校創立以来かわらない建学の精神「時代に即応する新しい人材の育成」のもと、これまでに約2万2千人の卒業生を輩出し、その卒業生の皆さんが明治・大正・昭和・平成・令和とさまざまな時代の中で活躍されています。

「凛々しきこと 優しきこと」

 本校の校訓です。凛々しさとは、賢いこと・きりっとしている様子といった意味がありますが、なりたい自分になるために努力を続ける姿に自然と宿る資質だと考えます。
先行き不透明な社会と言われている今だからこそ、小学生・中学生の皆さんには自分と他者を比べず、周りに流されずに「自分の夢」や「なりたい自分」について考えてもらえたらと思います。
校長 堀 泰之
 そして、優しさとは思いやりがあること・他者のために頑張れることだと考えます。スマートフォンの普及により言葉よりも文字でコミュニケーションを図る機会が多い時代となりました。ぜひ、対話の大切さについても考えてもらえたらと思います。
 最後となりますが、凛々しさが「自己実現」に、優しさが「社会貢献」につながると捉え、主体的・対話的な学びの中で自分も幸せになり周りも幸せになる3年間を送ってほしいと願っております。